Series Introduction
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
作品紹介
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高ランクの魔物討伐に日々奮闘する、ギルド最高≪Sランク≫の称号を持つ美少女アンジェリン。彼女は育ての父であるベルグリフが昔から大好き!ある日数年ぶりの長期休暇を取り、故郷の父の元へと帰ろうと画策するものの、続々と出現する魔物達の存在により帰省を阻まれつづけてしまい……。「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」親子のふれあいと友情、そして迫力のバトルシーンを鮮やかに描く、ハートフル異世界ファンタジー、ここに開幕!! 前日譚となる描き下ろし短編「小さな大冒険」も収録!
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読者から先生へのQ&A
最終巻発売記念Q&Aアンケート
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Q 下世話な質問になってしまいますがベルとサティの今後がとても気になります、お子さんできるのかなぁとかとか
A――頑張れば出来るのではないでしょうか。ベルグリフ氏は既にちょいと枯れかけなので、サティさんがベルグリフ氏をその気にさせられるかどうかだと思います。
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Q 続編の予定はないのでしょうか?
A――今のところ考えていません。
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Q 最終巻おめでとうございます。門司柿家さんに質問です、創作への原動力に何があるのか教えて頂きたいです。
A――ありがとうございます。原動力は妄想ですね。こういう世界に自分も参加したい、という様な妄想が高まると、それが創作の原動力になってくれます。要するに、自分がその物語世界に浸りたいという欲望です。
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Q 青髪の行商人のお名前も気になるところですが サティさんは寿命とかどうなってるのでしょうか? 苦労続きで実は余命僅かだったり逆にエルフ補正でベルさんどころかシャルロッテよりずっと長く生き続けても切ないですが・・・最終巻楽しみにしております
A――ありがとうございます。青髪さんはガチで名前を決めていないので答えようがないですね……。サティさんの寿命はエルフの平均並みだと思います。エルフ領のエルフは同族ばかりですから時間の流れが共有できていますが、人間界で生きるエルフはそのギャップで辛くなるらしいですね。ちなみにグラハム氏はそういうのもあってエルフ領に隠居しました。ただ、魔王に端を発する子供たちも長生きの可能性がありますので、サティさんに関しては思ったほど取り残され感はないかも知れません。
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Q グラハムさんの全盛期の頃のエピソード、又は若かりし頃のドルトスさんとチェボルグさんのエピソードをお願いします。じじいばっか(笑)ですが、ちゃんとした人生経験を重ね、それを糧に人格を形成していった人は魅力的ですからね。
A――グラハム氏はエピソード多そうですね。口数が少ないのは変わらないと思いますが、若い頃は割と血気盛んでやんちゃな性格だった様です。それであちこち渡り歩き、ふらりと現れては強力な魔獣を討伐して行ってしまう、という事であちこちでおとぎ話みたいに語られる事が増えたらしいです。聖剣ちゃんが血気盛んなのは、若い頃のグラハム氏の影響もありそうですね。ドルトス氏は、若い頃は槍と同じ白金の鎧でフル装備でした。”しろがね”の異名はそれも手伝ったわけです。年取ってから魔法使いみたいな見た目になった様です。チェボルグ氏と違って独身ですが、若い頃に大恋愛の末死別してしまった恋人に操を立てている、という噂があります。チェボルグ氏は昔はエストガル公国の軍人だったのですが、あの性格なので冒険者になってオルフェンに流れて来ました。ドルトス氏との腐れ縁はその頃からですね。ハチャメチャな性格に見えて、きちんと結婚して子供を育て、曾孫までいるしっかり者です。若い頃にグラハム氏に負けてから発奮した様な気もします。
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Q カシムとシエラは将来どうなるの? シエラもトルネラに来るんですか?
A――順当に恋人としてよろしくやってるんじゃないでしょうか。恐らくマンサでしばらく暮らし、シエラさんがギルドマスターを誰かに引き継いだら、揃ってトルネラに来るという事もありそうです。尤も、トルネラに永住するかどうかは謎ですが。
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Q シャルロッテ、ビャク、ミトの年少組のその後が知りたいです。
A――シャルロッテはどこかのタイミングでルクレシアに戻って、一度自分の運命にケリをつけに行くんじゃないでしょうか。ビャクも恐らく同行する事でしょう。腐敗した教皇庁の権力争いに終止符を打つ冒険が始まりそうです。 ミトは魔王の力とトルネラに集まった恵まれた師匠たちの教えで、トルネラのギルドのエースにでもなっていそうです。その腕前でシャルロッテを助けてあげる可能性もありますね。
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Q ミト(バアル)は最終的に分散された自分の魔王の力を取り戻す事になるんでしょうか? それともバアルとは別個のまま安定していくのでしょうか? それともバアルとは別個のまま安定していくのでしょうか?
A――どちらも別個に安定しつつ、いずれぶつかり合う事になると思います。勝った方の自我の存在になるのではないでしょうか。
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Q 本物に戻ったベンジャミンの帝都での評判はその後どのような感じでしょうか?
A――大病を患った(という風に世間には言っている)後、カリスマ性はなくなったと囁かれていますが、親しみやすさが増したと言われている様です。貴族や上流階級からは以前よりも見くびられている様ですが、庶民からの人気はさらに増したらしいです。
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Q 獣人やエルフ以外に、亜人のような人種はいるのでしょうか。
A――いません。ただ魔獣扱いですが、小悪魔や吸血鬼なども一種の亜人と言えるかも知れません。(マイトレーヤみたいなのもいますので)
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Q カシム、マリア、シュバイツが同じ条件で戦った場合、誰が一番強いでしょうか?
A――事前準備込みであれば一番慎重なシュバイツ。何の準備もナシにガチンコ魔法勝負であれば瞬間火力が一番高いカシムです。ただ呪龍の呪いを受ける前であれば、どちらもマリアさんが一番強いです。
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Q アンジェリンのパーティーやベルグリフの元パーティーの身長や体重が知りたいです!
A――詳細な数字は決めていないので、比較で。身長 マルグリット≧アネッサ≧アンジェリン>ミリアム パーシヴァル≧ベルグリフ>カシム>サティ 体重 ミリアム>アネッサ≧マルグリット>アンジェリン パーシヴァル>ベルグリフ>サティ>カシム
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Q 物語の後の世界でも、やはり「赤鬼」という二つ名はそのまま広まっていくのでしょうか。
A――広まるでしょう。アンジェリンのせいで東の国でも広まる可能性があります。
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