ガイド役の天使を殴り倒したら、死霊術師になりました 3　～裏イベントを最速で引き当てた結果、世界が終焉を迎えるそうです～

2024年12月18日発売

1,430円(税込)

作品紹介

コミカライズ

難敵襲来、新たな出会い――書籍オリジナルの新展開!!血戦、邪悪始動。無自覚無双×ダークファンタジー×コメディ　強力な従者と共に廃教会を攻め落としたリンネ。魔神バビロンの地上進出のために、緊急クエストを引き受けることに。　ギルドメンバー全員で都市ローレイの聖域を瞬く間に蹂躙！　その一方で従者オーレリアの故国では邪悪な影が暗躍し――『アラート：不明なエラー……干渉に抵抗――Ｅｒｒｏｒ――』『――を齎すために……。世に静寂を齎すために……』『我らが素晴らしき墓の王に祝福あれ、ですわ』『システム復旧――』　世に静寂を齎すために。

登場人物紹介

リンネ

重苦しい空気を纏って近寄りがたいオーラを発しているプレイヤー。リアルの名前は竜胆天音。身体的コンプレックスと重度のコミュニケーション障害が原因で他人に見られる、目を合わせる、近寄られるのが苦手なだけで、中身はやや攻撃的で大変に愉快でぶっ飛んだ思考を持つ、魔神バビロン曰く【イカれ女】である。
ペルセウス

忽然と姿を消したメルティスオンライン最上位プレイヤー。職業はダークプリンセス、魔剣を召喚して戦うパワーファイター。リアルでは完璧なお嬢様・七瀬真弓として周囲の者達から羨ましがられているが、実はこうして生きていられるのは竜胆天音のおかげであり、その出来事については真弓のみが覚えている。その出来事を今でも忘れず竜胆天音に感謝しながら、そしてたっぷり甘やかしたり甘やかされたりしながら暮らしている。
どん太

ターラッシュの草原で出会ったレアなウルフ。レベル１のリンネに負けたのと、他のウルフに比べて太っちょだったために『鈍くさくて太っちょだから、どん太』と名付けられた。主人と他の従者以外、何を言っているのかまでは理解していないが、『ご飯』と『お肉』だけは覚えているようだ。
オーレリア

ターラッシュの南の森で朽ちるのを待つばかりだった元白骨死体。リンネによって再びこの世に生を受け、第二の人生を歩み始めた小さな魔女。身長１３５センチ、バスト67 、ウェスト48、ヒップ61、身体年齢９歳、精神年齢１４歳。淡い金髪に赤い瞳、雪のように白い肌で、頰がもっちもちしている。
バビロン

ゴスロリに身を包む魔を統べる女神。光の女神メルティスと敵対している様子だが、なぜ敵対しているのかについて詳細は不明。大好物はふわふわのパンケーキで、カリカリのベーコンが乗っていると喜びのあまり小躍りするほど。困ったことに嫌いな食べ物が多く、捧げ物をする際に苦手な食べ物を祭壇に置くと、物凄く不機嫌な様子で現れるので注意が必要。甘味を捧げるのが無難だろう。
０７ＸＢ７８５Ｙ（通称・レーナ）

名前を入力する欄に間違えてシリアルコードを打ち込んだおっちょこちょい。銀色の髪に赤い瞳、幼さを感じる顔立ちに幼児体形なリンネのゴスロリ仲間。表情が滅多に変わらず無表情であるが、それに反して感情は非常に豊かでいたずら好き。職業は【魔砲使い】。
フリオニール

世界中を旅していた謎の騎士。肉体は残っておらず、鎧の中には彼の魂だけが残り続けていた。生前、最期に首を刎ねられたのが原因なのか言葉を発することが出来ず、油断すると兜が転がり落ちてしまう。立派な鎧を身に着けていたことから、どこかの国の名のある騎士だったのではないかと思われる。
姫千代

崖下の洞窟にて、白骨死体となっていた妖狐。死体には強い力が宿っており、【国落とし】の異名を持つが、詳細な過去は明らかになっていない。その食欲は、どん太にも引けを取らぬほど。
墓の王

世に静寂を齎すために暗躍している謎の人物。リンネを危険視し、同様に死者を使役する能力がある様子。
オルヴィス

メルティス教の陰の支配者として恐れられる人物。墓の王に付き従い、強力な死者を復活させようと画策している。
？？？

並外れた美貌と戦闘力を有する女性。本巻において、リンネ、墓の王両陣営に大波乱を巻き起こす。

店舗購入特典

【初回版限定封入購入者特典】

「Atychiphobia」

この日、我は聖母グナとシャウタの軍勢に滅ぼされた。我が人生の汚点、絶対的な失敗……。
もう二度と、あのような失敗を繰り返してはならない。
我にもう一度チャンスを与えてくれた女神の願いを叶えるために。
世に静寂を齎すために。
絶頂、凋落、復讐――墓の王の過去が明かされる。
【メロンブックス様】

「三食昼寝付きの崩壊」

「お昼寝～。最近、全然寝てないね～」
ギルドの大型新人のリンネちゃんの相棒、どん太君っていう超大型の狼が僕をペロペロしにくるからねぇ……。お昼寝も大好きだけど、お昼寝中では得られないこの至福の時間……。
「どんどんにとってお昼寝は、ご飯をくれるし遊んでくれる、凄く凄いお友達」
やはりもふもふは万人を魅了する。もふもふは正義だよ。
お昼寝大好きのどん太のお世話模様が明かされる!!
【Kindle様】

「Declinephobia」

「見ろ、ベルルス!!　人間とモンスターが完全に融合したんだ!!」
「――セリョーガ、君を生命研究所から追放しようと思う」
　儂は衰退するのが恐ろしい……科学の行く末を見届けたい。
「さらばだ。儂は進化し、お前達を凌駕する。必ず、必ずな!!」
　世に静寂を？　馬鹿を言え、人は闘争こそが進化だ!!　人間は争わなければならない!!
　とある危険な天才科学者の前日譚。
【電子書店共通特典】

「Beautifulphobia」

わたくしは美しい。
ゴルゴラ王国で一番の美姫、いえきっと世界一の美姫……。
「わたくしのように美しい者を、誰か知っているかしら？」
「ルテオラ聖騎士団の、カ、カ、カヨコという副団長が、絶世の美姫とお聞きしました!!」
「……カヨコ？　どうした？」
「…………血の匂いがします」
とある血に飢えた王女の前日譚。
【アース・スター応援店様】

「Thanatophobia」

人を癒す力なんて、要らなかった。聖女になんて、なりたくなかった。お母様が、聖母グナが……。ん……？　あれ、は……？
　私が期待されない世界、この人ならきっと作ってくれる。死を超越する力を持つこの人なら、必ず……。
「崇高な貴方様のお名前をお聞かせ頂きたく……!!」
「メギドだ。我は、墓の王メギド」
　死に魅入られたとある聖女の前日譚。

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