バンドール・エデルシュタット

日本の知識を持ち、貧乏子爵家の四男坊として生まれた転生者。通称バン。元は冒険者を生業としていたが、ひょんなことから王子を助け男爵位を賜わる。現在はトーミ村という辺境の村長を務めており、村民と共に長閑で幸せな生活を謳歌している。性格は温厚で理知的だが、やや鈍感。食べることが大好き。

マルグレーテ・ド・エインズベル

伯爵家の令嬢。通称マリー。生まれつき魔素欠乏症を患っており、療養の為にトーミ村に訪れた。性格はおっとりしており、少し天然な所もあるが芯はしっかりしている。

リーデルファルディ・エル・ファスト・デボルシアニー

エルフの医師でありバンドールの相棒。通称リーファ先生。見た目は20代の可愛らしい女性だが、実際の年齢は200歳を超える。バンドールの学生時代の指導教官で、医学だけでなく薬学にも精通している。性格は豪放磊落。食いしん坊でバンドールとはよく食べ物の取り合いをしている。

サファイア

バンドールが助けた子犬。青い目を持っているので「サファイア」と名付けられた。実は人の言葉が理解できるが、バンドールが気付いていない。

ルビー

バンドールが助けた子猫。赤い目なので「ルビー」と名付けられた。サファイアと同じく人の言葉を理解するが、やはりバンドールは気付いていない。

ドーラさん

エデルシュタット家の家政婦。家事や料理全般を担い、エデルシュタット家に毎日美味しいご飯を提供してくれる。とにかく温厚で優しい、皆のお母さん的存在。

ズン爺さん

エデルシュタット家の雑用係。庭仕事などを任されている。いつも笑顔を絶やさない好々爺。