偽典・演義6 ~とある策士の三國志~
作品紹介
王允が董卓を殺すという史実に疑問を持った転生者・李儒が見つけ出した黒幕の正体。そして全土を震撼させる勅命が発せられた!異彩を放つ天才軍師の黒さが倍増!ニュー三国志、ついに史実に挑戦!!
登場人物紹介
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李儒(りじゅ)
本作の主人公。元は現代日本のサラリーマンだったらしく、165年に弘農郡の名家に生まれた李儒に転生する。後の大将軍・何進の部下になり、何進の暗殺後は弘農に隠遁し、陰で董卓らを操る。またの名を「諸悪の根源」。
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董卓(とうたく)
『三国志』の正史や『三国志演義』では典型的な悪人、暴君として描かれているが、本作ではけっこう思慮深く、李儒の策に乗って出世を果たしている。熊並みの巨体で、見た目は怖いが、孫娘の董白を溺愛している。
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荀攸(じゅんゆう)
子どもの頃から才覚溢れる、というか目端の利いた性格で、何進が全国から招へいした名士20人の1人として大将軍府に出仕して、李儒の同僚となった若き俊英。後に董卓暗殺を画策したり曹操の参謀になったりと、切れ者のくせにわりとお騒がせな人物。
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袁紹(えんしょう)
名門・汝南袁家出身のお坊ちゃん。本家『三国志』では実力者として描かれているが、本作では名門を鼻にかけるが器量に乏しい薄っぺらな人物。何進を宮中で謀殺し、洛陽を出奔。反董卓連合のトップにたつものの、諸侯を束ねる力量は不足している。
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曹操(そうそう)
袁紹と同じく名門の出身で、史実では董卓の暗殺を謀り、洛陽を脱出して反董卓連合に加わった。口先だけで実行力の伴わない人間が多い連合軍の中では、孫堅とともに董卓軍と実際に戦ったことのある数少ない人物。
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呂布(りょふ)
趙雲、張飛とともに、『三国志』の中の誰がいちばん強いかコンテストで、必ずビッグ3に選ばれるつわもの。ただ恩人の丁原を殺害するなど、人としてどうよ的な行動を生涯にわたって繰り返す。美女・貂蝉(ちょうせん)にメロメロという純情派の一面も。
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董白(とうはく)
長安へ遷都した時に、まだ15歳になっていなかったにもかかわらず領地を与えられるなど、祖父・董卓が愛してやまない孫娘。小柄だが気が強く、ツンデレ系お嬢様ではあるが、乗馬、武術を一通りこなすなかなかの女傑である。
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王允(おういん)
若い頃には「一日に千里を行く名馬のごとき人物」という高評価を得ていたが、長じるにつれて名誉欲がふつふつと湧き上がってくる。史実では美女・貂蝉をめぐる三角関係の末に呂布が董卓を殺す「美女連環の計」を画策したことになっているのだが…。
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司馬懿(しばい)
若干8歳のお子様でありながら、李儒の一番弟子となった頭脳明晰な少年。キレッキレであると同時に抜け目のない野心家でもあり、後に諸葛孔明のライバルとなる。首だけ180度後ろに回して振り返る「狼顧の相」というホラーチックな得意技を持つ。
店舗購入特典
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【初回版限定封入 購入者特典】
「少女の悩み」
皇帝が長安に入るにあたり、一緒についていくべきか、それとも弘農に残るべきか悩む董白。その理由は?
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【BOOK☆WALKER 様】
「師弟の懸念」
王允一派を掃討するめどを立てた李儒と司馬懿。だが楊彪の処分をどうするか、難題に直面する
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