偽典・演義3 ~とある策士の三國志~
作品紹介
「そう。俺たちの戦いはこれからだ!」何進が謀殺された宮中では、その跡目争いが繰り広げられる。李儒はいち早く霊帝の息子、劉協と劉弁を担ぎ上げ、事件の弾劾裁判を開く。次々に粛清されていく官僚、宦官を尻目に、頭角を現してきた人物とは!?ついに李儒、本領を発揮!!
登場人物紹介
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李儒(りじゅ) ?(165年)~192年
本作の主人公。元は現代日本のサラリーマンだったらしい。165年に弘農郡の名家に生まれた李儒に転生し、後の大将軍・何進の部下になる。史実では、董卓の軍師として名をはせた。別名「諸悪の根源」。
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董卓(とうたく) ?~192年
『三国志』の正史や『三国志演義』ではキング・オブ・暴君のような書かれようだが、本作では武闘派ではあるものの、今のところ悪の権化とまで言われるようなことはしていない。見た目は熊のような巨軀で、馬に2つの弓を固定して、走らせたまま両手で弓を引いたという伝説がある人物。
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荀攸(じゅんゆう)157年~214年
子どもの頃から才覚溢れる、というか目端の利いた性格で、何進が全国から招へいした名士二〇人の一人として大将軍府に出仕して、李儒の同僚となった若き俊英。後に董卓暗殺を画策したり曹操の参謀になったりと、切れ者のくせにわりとお騒がせな人物。
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袁紹(えんしょう) ?~202年
名門・汝南袁家出身のお坊ちゃん。叔父の袁隗(えんかい)の引き立てで役職に就く。見てくれは立派だが、「お前は袁家をつぶす気か!?」と袁隗に怒鳴られるほど、素行不良で薄っぺらい人物。将来は反董卓連合の頭目に祭り上げられるものの、天下を取るほどの器量はない。
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何后(かごう) ?~189年
何進の異母妹。持って生まれた美貌を武器に、賄賂を使って後宮に入り、霊帝(れいてい)の目に留まって後の皇帝・少帝となる劉弁を産み、皇后にまで上り詰める。ケンカ上等のヤンキー気質で、霊帝の愛人を毒殺するなど、周囲からは恐れられていた。
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劉弁(りゅうべん) 173年または176年~190年、劉協(りゅうきょう) 181年~234年
二人とも霊帝の子で、母は劉弁が何后、劉協が王美人。それぞれ後に少帝、献帝となる。
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趙忠(ちょうちゅう) ?~189年
党錮の禁、黄巾の乱などさまざまな政変を勝ち抜き、霊帝に「わが母」とまで呼ばれるほどの信頼を得た宦官の絶対的なエース。権力と財力をほしいままにしたが、チクりと寝返りを繰り返してきたため、四方八方から掃いて捨てるほどの恨みを買っている。
店舗購入特典
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【初回版限定封入 購入者特典】
「弟子たちの考察」
霊帝の死後、袁紹によって大将軍・何進(かしん)が殺され、宮中における宦官、名家などの権力バランスは変化しつつある。その構図を11歳の司馬懿が15歳の徐庶に分かりやすく解説する。そして二人は師匠である李儒の狙いを考える。
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【BOOK☆WALKER 様】
「洛陽における高貴なる者たちの日常」
劉弁が皇帝になり、その弟・劉協は9歳ながら英明の誉れが高い。皇帝の師である「太傅」の役職についた李儒は、劉協に皇帝の盾になるために剣を学ぶよう進言、稽古に駆り出すのだが…。
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