即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 2

2017年02月15日発売

1,320円(税込)

作品紹介

コミカライズ
アニメ

修学旅行中の高校生が１クラス全員、突然異世界に召喚されてしまう。彼らを召喚した《賢者》は、彼らに《ギフト》という能力を与えて冒険を強制し、新たな賢者を生み出そうとしていたが、高遠夜霧と壇ノ浦知千佳は、ギフトを受け取れない《無能力者》として捨て置かれた－－だが、実は夜霧は、元々《即死能力》を持っていて、元の世界では、日本はおろか世界中から監視されていたのだった。力が正義のファンタジー世界では、力に溺れ、驕ったクラスメイトや、賢者の眷属、はては賢者そのものまでが、夜霧と知千佳を無能力者と侮り、理不尽な要求を突き付け、あるいは命を奪おうとする。そして夜霧は、そのことごとくを、即死能力で葬っていく。「元の世界に帰る。最悪は俺たち二人だけでもね」知千佳にはそう言ったが、夜霧は　『最悪と言うなら、彼女だけでも帰せれば』と思っていた……。これは、無能とされた少年と少女が、あらゆる敵を即死させながら、元の世界に帰るための旅をするお話－－－－

登場人物紹介

高遠夜霧

たかとおよぎり

主人公コンビの一人。高校二年生。
常にやる気なさそうな感じで学校では寝てばかりいたが、真剣な表情をすると、意外とイケメン。
この世界特有の力《ギフト》のインストールは受け付けなかったが、元の世界にいた時から《即死能力》を持っていた。
別名ΑΩ(アルファオメガ)。
壇ノ浦知千佳

だんのうらともちか

主人公コンビの一人。高校二年生。
夜霧のクラスメイト。見た目は美少女で胸も結構大きいが、言動で残念がられているツッコミ担当。
夜霧と同じく《ギフト》のインストールは受け付けなかったが、壇ノ浦流弓術という弓術から派生した古武術を習得している。
壇ノ浦もこもこ

知千佳の先祖で背後霊。
平安時代の幽霊で、壇ノ浦流弓術中興の祖……らしい。
知千佳の姉にそっくりな容姿をしており（かなり太っている）、衣装は白い狩衣っぽい着物を着ている。
なにげにデジタルテクノロジーに精通している。
高遠朝霞

たかとおあさか

難航していた就職活動中、『独立行政法人高次生命科学研究所』という怪しげな研究所の面接を受け、そのままなし崩し的に就職してしまった女子大生。
長い髪を普段は後ろでまとめて一括りにしている。
就職先でΑΩと出会い、夜霧と名付けた。
賢者シオン

夜霧たちのクラスをバスごとこの世界に召喚した賢者。
見た目は二十歳程度。
白いドレスを着ているが魔法少女のコスプレのように見える。
自身も昔召喚されて冒険の末賢者になったのだが、絶大な力を持った影響で感性がズレてしまっている。
賢者レイン

“この世界を守っている”賢者たちの一人で、最上位の吸血鬼だったが、 “死ねない”ことや諸々の柵に
嫌気がさしていて、夜霧に殺されることをむしろ望んで戦いを挑み、死ぬ。
その一方、少女の姿に調整した自らの複製を残し、願いを託した。
エウフェミア

夜霧たちのクラスメイトの橘裕樹（たちばなゆうき）に、その能力で隷属させられていた、半魔の少女。
裕樹が夜霧と敵対して死んだ後、侵略者（アグレッサー）を追っていたレインと遭遇し、血を吸われて眷属となる。
髪は長く銀色で、肌は褐色、白いドレス風の服を着ている。
花川大門

はなかわだいもん

夜霧たちのクラスメイト。
以前も召喚されたことがあり、回復術士（ヒーラー）としては最高レベルの九十九だが、これは人間としての種族限界で、この世界ではそれほど強くはない。
小太りなオタクで、ござる口調で喋る。
それとは別に、性癖がキモイ。
テオディジア

エウフェミアの姉。
銀髪と褐色の肌は種族特徴なので、妹と同じ。
エウフェミアが魔法使い系なのに対して、テオディジアは戦士系なため、身体つきは姉のほうが筋肉質だが、胸は結構大きい。
フード付きの全身が隠れる外套を着込んでいる。